内向的診断―自分がどんな「内向タイプ」かくっきりわかるテスト2選―

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内向的診断―自分がどんな「内向タイプ」かくっきりわかるテスト2選―

  • だれかと話すより一人で過ごす時間が好き
  • 派手なイベントより、小さな集まりとか静かな場所がいい
  • 自分の考えたことを深く考える

 これらに当てはまる人を一般的に内向的といったりしますが、なら自分はどれくらい内向的なのか?って気になりますよね。

 外交的に限りなく近いほうの内向かもしれないし、超内向型かもしれない。

 そこで今回は自分の内向タイプを診断できるテストを紹介したいなと思います。

 これ外交的な人にはあまり関係ない話になるので、「へぇ~内向的な人ってこんなタイプがいるんだな」と知っておくくらいでOKです。自分が外交的だと思う人は先にこちらだけ確認してください→内向的な人4タイプを見る

 自分の内向タイプがわかっていれば今後どう改善したほうがいいとか見つけやすくなるのでけっこう便利です。

 ではさっそく一緒に見てみましょう。

 2つあります。

 今回は「パッとすぐ手軽に知りたい方向け」と「しっかり自己分析したい方向け」のどちらも用意しました。

 単に自分は内向的か?外交的か?を知りたいなら診断1

 自分がどんな内向タイプなのか深く知りたい方は診断2をどうぞ↓

 「静かな人」の戦略書』で有名なジル・チャンが紹介しているテストです。3分くらいですぐわかります。

 質問は全部で30問あって、自分は内向的か外交的なのかをかんたんに診断できます。

 紙とペンを用意して、次の質問にあなたがあてはまった番号をメモしてください。(例)たとえば、1、3、7、8…など。

【内向的診断】あてはまる番号をメモ

  • 1 会話中、相手の受け答えが少し遅れるとイライラする。
  • 2 たくさんの人と話すより、一対一で話すほうが好きだ。
  • 3 人に説明することで、自分の考えがさらに明瞭になる。
  • 4 何事も直球を好み、考えすぎず、即行動に移す。
  • 5 疲れたときは、とにかく家に帰って休みたい。
  • 6 早口の人との会話は疲れやすい。
  • 7 できるだけ人混みは避けたい。
  • 8 知らない人とも、気楽におしゃべりできる。
  • 9 人混みに長くいると、疲れを感じるだけでなく不愉快にすらなる。
  • 10 たいていの人は、私の話をきちんと聞いてくれる。

  • 11 大きな仕事をする際は、長時間で一気に片づけるより、いくつかの段階に分けて行う。
  • 12 長い会話や騒がしい会話をした後は、クタクタになる。
  • 13 友人については、数よりも、本物の信頼できる友情を重視する。
  • 14 他の人が何をやっているのか、あまり気にならない。
  • 15 新しい場所や環境ではテンションが上がる。
  • 16 突然邪魔が入ったり、予想外のことが起こったりすると、とても疲れる。
  • 17 おとなしい人、退屈な人、壁のある人、あるいは恥ずかしがり屋だと思われている。
  • 18 観察が好きで、細かい部分を重視する。
  • 19 書くよりも、話すほうが好きだ。
  • 20 物事を決める前には、経緯をしっかりと把握する。

  • 21 人間関係がギスギスしていても、気づくのに時間がかかることが多い。
  • 22 口実をつけて、イベントや社交の場に出ないことがある。
  • 23 他人を信じやすい。
  • 24 物事について熟考し、細部まで分析することが好きだ。
  • 25 大勢の前での発言は、全力で避ける。
  • 26 人の話に耳を傾けるのは得意ではない
  • 27 人からの期待を大きなストレスに感じることがある。
  • 28 個人攻撃に対して、落ち着いて、スポーツのように対応できる。
  • 29 退屈しがちだ。
  • 30 特別な祝い事があるときは、大きなパーティーなどで賑やかに祝いたい。

 終わったら以下であてはまった番号の数を数えます。

  • 内向的=2、5、6、7、9、12、13、16、17、18、20、22、24、25、27
  • 外交的=1、3,4、8、10、11、14、15、19、21、23、26、28、29、30

 内向的の数が、外交的な数よりも3つ以上多かったら内向的の可能性が高いです。(たとえば、内向的の数が12コ、外交的の数が7コなら差は5になるので内向的)

 もしも「だいたい同じくらいだったよ!」という人はどっちの要素も持ってる両向型になります。

 次で紹介する詳細バージョンでは4つある内向型タイプを知れるので、両向型だと中途半端でいまいちスッキリしない…という方は次の診断もどうぞ。

 実は内向って一言でいってもいろいろあって、この診断では4つの内向タイプがわかります。R

 それは社交、思考、不安、抑制の4つで、それぞれどの内向タイプが高いのかが診断できます。

 時間は10分くらいかかりますがその分精度が高い診断です。

 紙とペンを用意して、40問ある質問に次のように5点満点で採点してみてください。

【採点基準】

  • まったく当てはまらない 1点
  • あまり当てはまらない 2点
  • どちらでもない 3点
  • かなり当てはまる 4点
  • 完全に当てはまる 5点

【内向的診断】※5点満点

  • 1 大きなお祝いをするよりも、1人か数人の親しい友人と特別な機会を共有するのが好きだ。
  • 2 たくさんの人と親しい友達になれたら満足だと思う。
  • 3 いつも自分の時間を持てるように1日をスケジュールしている。
  • 4 人が多くて活動的な場所で休暇を過ごすのが好きだ。
  • 5 たくさんの人に囲まれて数時間を過ごすと、たいていひとりになりたいと思う。
  • 6 人のそばにいる必要はあまりない。
  • 7 人のそばにいて、その人たちのことを知ることは、私にとって最高の楽しみのひとつだ。
  • 8 いつもは1人でやるほうが好きだ。
  • 9 自分のことをあまり語らないで、周囲の人間に間違った印象を与えることが多い。
  • 10 社交的な場の後は、楽しんでいてもあとで疲れを感じる。

  • 11 自分自身についての思考やアイデアを分析するのが好きだ。
  • 12 私の内面はとても豊かで複雑だ。
  • 13 自分がどんな人間かをよく考える。
  • 14 面白い物語や小説を読んでいたり、いい映画を見ていたりするときは、その物語の中の出来事が自分に起きたらどう感じるか想像する。
  • 15 自分のことはほとんど考えない。
  • 16 自分の内なる感情に注意を払うようにしている。
  • 17 自分の自己評価や自分に対する個人的な意見を大切にしている。
  • 18 離れたところから自分を見つめ直すために、心の中で自分と距離と取ることが多い。
  • 19 自分の身に起こるかもしれないことを、規則的に空想したり妄想したりする。
  • 20 私は内省的で自己を分析したいと思う傾向がある。

  • 21 誰かがいる部屋に入ると自意識過剰になり、他人の目が自分に注がれているように感じる。
  • 22 本当は考えたくない人生の失敗や挫折について意識が集中することがよくある。
  • 23 神経がすり減ってひとりでリラックスしなければならないことがよくある。
  • 24 社交スキルには自信がある。
  • 25 敗北や失望感を覚えると、たいていは恥を感じるか怒りを覚えるが、それを表に出さないようにしている。
  • 26 新しい状況で内気さを克服するのは簡単なことだ。
  • 27 慣れない社交の場でもリラックスできる。
  • 28 友達のグループに入っていても、孤独で不安に感じることがよくある。
  • 29 私が表には出していない考え、感情、行動を知られたら、友人たちは引いてしまうだろう。
  • 30 知らない人のそばにいると、すごく自意識過剰になってしまう。

  • 31 朝起きたらすぐに出かけて行動するのが好きだ。
  • 32 何でも一度はやってみようとする。
  • 33 リラックスするためには、ペースを落として物事を気楽に考えようとする。
  • 34 激しい運動で体を消耗させるのが好きだ。
  • 35 頭に浮かんだことをすぐ口に出す。
  • 36 いつも新しくて刺激的な経験や感覚を求めている。
  • 37 いつも忙しくしているのが好きだ。
  • 38 衝動的に行動することがよくある。
  • 39 ただ人と違うことをしたいだけの動機でクレイジーな行動を取ることがある。
  • 40 よくだるさを感じる。

 すべて採点がおわったら、下の番号でつけた点数を反転させます。例:1点→5点、2点→4点、4点→2点、5点→1点

点数を反転させる番号

  • 2、4、
  • 15、
  • 24、26、27、
  • 31、32、34、35、36、37、38、39

 最後に次の点数をそれぞれ合計します。

【内向型4タイプ】

  • 社会的な内向=1〜10の合計→24点以下低め、30点前後平均、36点以上高め
  • 思考的な内向=11〜20の合計→28点以下低め、34点前後平均、40点以上高め
  • 不安的な内向=21〜30の合計→23点以下低め、30点前後平均、37点以上高め
  • 抑制的な内向=31〜40の合計→25点以下低め、31点前後平均、37点以上高め

 これを見れば、「あ、自分はこのタイプの内向なんだな」とわかるという感じですね。

 といってもあまり具体的にイメージしにくいと思うので、それぞれかんたんに説明します。

 「高め」の点数だけ確認すればOKです。

タイプ1:社会的な内向

 たくさんの人と交流するより、1人で過ごすとか仲のいい友だちと数人で話したほうが楽しいと感じるタイプ。

 もしあなたがHSPなら、この点数はけっこう高かったのではないでしょうか?

 別に人と一緒にいるのは嫌いではないけど、長く一緒にいると気疲れしちゃう。

 なのでできるだけストレスをためないように、人と会う時間とか頻度とかを減らすことが多いって感じですね。

 あんまり交流しないのでたまに周りから「もしかして人間嫌い?」と誤解されがちですが、単純に1人でいるとか、少人数でいるのが好きなだけ。

 一般的にいわれてる内向型の定義にもっとも近いとされる内向タイプです。

タイプ2:思考的な内向

 頭の中でいろいろと考えたり空想したりする時間が長いので、自然と1人で過ごしているようなタイプ。

 人と違うオリジナルなアイデアを出したり、やり方を変えて工夫したするので創造力の高い人でもあります。

 こちらもタイプ1と同じで、周りと関わりたくないから一人でいるというより、自分の世界に没頭したいから外の世界と繋がっていないって感じです。

 この点数が高かった人は、物書きとか向いてるかもしれませんね。

タイプ3:不安的な内向

 「うまく話せるかな…??」「人見知りが発動したらどうしよう??」といった不安が原因で1人でいようとするタイプ。

 自分のコミュニケーションに自信がないので、人と関わることを避けようとします。

 会話がうまくいかなくて周りから変に思われたとか過去の失敗を何度も思い出して、自分を追い詰めてしまう傾向アリ。

 コミュニケーションのやり方についてはこちらの記事でコミュ力を上げる方法をまとめているので、人と話すのが怖くて超キツイっていう人は読んでみてください↓

タイプ4:抑制的な内向

 「抑制的な内向ってなんやねん」って感じだと思いますが、言いかえると不器用な人というか、柔軟に対応するのが苦手なタイプと考えていいと思います。

 あらかじめ計画を立てて行動するのが好きなので、友だちからいきなり電話がかかってきて「今からご飯たべない?」と誘われると「え?!」と驚いて断る傾向にあります。

 このタイプは「自分はいろいろスケジュール立てて動くほうだから、もし食事するなら前もって連絡してくれると嬉しい」と伝えておくといいかもしれないですね。

 ちなみにこちらの記事で最強の時間管理テクニックを紹介してます。抑制的な内向型みたいに、計画的に物事をすすめたい方に向いてるのでどうぞ↓

 自分がどんな「内向タイプ」かくっきりわかる内向的診断2選まとめです。

内向的診断1

  • 「静かな人」の戦略書』で有名なジル・チャンが紹介しているテスト。内向的か外交的かわかる。内向的の数が外交的な数よりも3つ以上多かったら内向的の可能性アリ。

内向的診断2

自分の内向タイプがわかるテスト。全部で次の4タイプ

内向4タイプ

  • タイプ1社会的な内向:一人か少人数で過ごすのが好きな内向タイプ
  • タイプ2思考的な内向:じっくり考えるが好きな内向タイプ
  • タイプ3不安的な内向:コミュニケーションに不安があって人と距離をとる内向タイプ
  • タイプ4抑制的な内向:計画になかった予定が入りそうになると交流を断る内向タイプ

 タイプ1と2は「一人でいたいから一人でいる」って感じなので、特に気にする必要はなさそうですね。

 タイプ4もなんというか少し不器用ってだけで周りの人に自分のスタイルを最初から話しておけば問題ない気がします。

 でもタイプ3は人と話すのが怖いとか、うまく話せなかったらどうしよう?と消極的な理由で人とのかかわりを避けちゃってるので、そこはまずいかなと。

 なので以前まとめた「コミュ力を上げる方法」とか「最強のメンタルコントロールACT」をマスターすると対策できます。

 タイプ3の「不安的な内向」に当てはまった方は読んでみてください。

あわせて読みたい:あなたが内向的な人に当てはまってたら、HSPの可能性があります。さらに自分を分析したい方はどうぞ👇

追伸:意外と知られていないお金の「使い方」について有料noteを書きました。こちらも読まれているのでぜひぜひ👇

【記事執筆】あすか

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コミュ力がなくてもできる仕事ってありますか?

内向的な人に有利で、シンプルに大きくまとめると次の4つです。

機械系の修理仕事

動物を相手にする仕事

事務系の仕事

映像編集の仕事

これらの仕事はコミュ力がなくてもできます。専門を極めてそれをそのまま活かすタイプの職種ですね。

【記事執筆】あすか

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