【新発見】エンパスが最も向いてる仕事5タイプと向いてない仕事3タイプ

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【新発見】エンパスが最も向いてる仕事5タイプと向いてない仕事3タイプ

 HSPシリーズの続き(HSP診断HSPがもつ5つの能力エンパス診断エンパスの特徴とストレス対策です。

 今回は、近年明らかになったエンパスが向いている仕事と向いていない仕事について徹底的に説明します。

 エンパスとは、

  • 共感能力が極端に強く、通常のHSPよりも刺激を受けやすい人

 をいいます。

 エンパスは常に人の気持ちを直感的に感じ取ったり、周りの音や匂いに敏感だったりします。

 ポジティブな感情を吸収するのはいいのですが、エンパスはネガティブな感情も同時に多く吸収してしまうので、普通の人より疲れやすい性質を持っています。

 そのためエンパスに合った仕事選びをするのが重要です。

 結論から言うとエンパスは、

  • 基本的に、ストレスが少なく、少人数か1人で働く仕事

 が向いています。

 エンパスについては、ジュディス・オルロフの『共感力が高すぎて疲れてしまうがなくなる本』や、コートニー・マルケサーニ『「繊細さん」の4つの才能』がオススメです。

 特にエンパス診断で当てはまった方は読んでおくと便利です。ぜひ実際に手にとって確認してみてください。

 今回は、前半の方でエンパスの向いている仕事5タイプについて、後半の方では逆にエンパスが向いていない仕事3タイプについて解説します。

 エンバスは基本的に、次のような環境が向いています。

【エンパスが向いている仕事】

  • ①フリーの働き方
  • ②人を助ける仕事
  • ③クリエイティブな活動
  • ④自然の中で活動する仕事
  • ⑤共感力が必要な仕事

 対人ストレスが少ない仕事や、創造性や共感力を活かした仕事が並んでいますね。

 1つずつ詳しく見ていきましょう。

エンパスが向いている仕事①フリーの働き方

 エンパスが向いている仕事1つ目は、「フリーの働き方」です。

 エンパスは、組織や会社が決めたルールの中で動くよりも、自分のペースで働いた方が能力を発揮できます。

 また、他人のネガティブな感情を吸収しやすいエンパスは、毎日渋滞の多い通勤や満員電車に乗ると人一倍疲れてしまいます。

 そのため、勤務時間が固定された仕事よりも、

  • 家でも活動できる仕事
  • 自分でスケジュールを決められる仕事

 などが向いています。

 ただ、エンパスは考え方や行動が極端になりやすいため、

  • 1人になる時間が多すぎて、孤独になる
  • 仕事に没頭しすぎて頑張りすぎてしまう

 などに陥りがちです。

 そのため、1人になる時間、同僚や友だちと過ごす時間のバランスはとるように意識しておくとベストです。

 具体的に、フリーの働き方ができる仕事の例を挙げると次のようになります。

【フリーの働き方ができる仕事の例】

  • フリーライター、編集者
  • 作家(随筆家、小説家など)
  • プログラマー
  • システムエンジニア
  • 研究者
  • 在宅勤務(テレワーク)

 今の時代は、インターネット、メール、携帯電話、スカイプなどがあれば、わざわざ出社しなくても家で十分に仕事ができます。

 いま会社勤めをしている人は、テレワークができないか会社に相談してみるのがお勧めです。

エンパスが向いている仕事②人を助ける仕事

 エンパスが向いている仕事2つ目は、「人を助ける仕事」です。

 共感能力が高いエンパスは人の気持ちがわかるので、当事者意識をもてる人が多いです。

 そのため、エンパスは人々のためになりたい気持ちが強い傾向にあります。

 しかし一方で、エンパスは与えすぎて燃え尽きてしまいがちなところもあります。

 なので前回紹介した、エンパスに合ったストレス対策を実践して対処するのをお勧めします。

 自分を守るテクニックを活用すれば、バーンアウト(燃え尽き症候群)になることなく、満足できる仕事ができるはずです。

 また、同じ人を助ける仕事でも、警察や消防署はエンパスにとっては刺激が強いので、ストレスが大きい職場はできるだけ避けるといいですね。

 人を助ける仕事の例を挙げると、次のようになります。

【人を助ける仕事の例】

  • 医療系(医師、看護師、理学療法士、心理療法士など)
  • 福祉系(社会福祉士など)
  • 教育系(教師、講師、インストラクターなど)
  • 聖職者
  • マッサージ師
  • NPO職員
  • アニマルレスキュー

 強すぎる共感能力は、相手の気持ちを理解するのに活かすといった感じです。

 これらの人を助ける仕事は人の気持ちを理解できると最強なので、ストレス対策を心掛けていればキャリアも上手くいきやすくなります。

 また、エンパスは動物の気持ちも感じ取れる人もいるので、アニマルレスキューなど動物と協力しながら人を助ける仕事もアリです。

エンパスが向いている仕事③クリエイティブな活動

 エンパスが向いている仕事3つ目は、「クリエイティブな活動」です。

 エンパスは、

  • 0から1を創るのが得意
  • 直感力が高い
  • 感受性が普通の人よりも強い

 などの特徴を持っているため、それを活かせるクリエイティブな仕事に就くのもお勧めです。

 美術館の絵画を観て感動したり、何か創作活動したりするのが得意なら向いている可能性があります。

 実際にエンパスは感受性が強いので、VIAの強みテストで審美眼の要素が高い人が多いかもしれません。

 クリエイティブな活動ができる仕事の例を挙げると、次のようになります。

【クリエイティブな仕事の例】

  • デザイナー(グラフィックデザイナー、ウェブデザイナー、パワポデザイナーなど)
  • 芸術家(画家、彫刻家、美術工芸など)
  • 俳優、女優
  • ゲームディレクター
  • 広告プランナー
  • 裁縫(刺しゅうアート、和裁、洋裁など)

 人気アニメ『推しの子』に出てくる女優の黒川あかねってご存じですか?

 彼女もかつての人気アイドルに完璧になりきって周囲を驚かせていましたが、共感能力が強いエンパスは役者にも向いています。

 ある人物の性格を見て、その人ならどう感じるか、どう考えるかをトレースできるからです。

 そう考えると、エンパスって凄い能力を持っているなという感じですね。

エンパスが向いている仕事④自然の中で活動する仕事

 エンパスが向いている仕事4つ目は、「自然の中で活動する仕事」です。

 エンパスは人や動物の気持ちだけでなく、自然の中にいてもいろんなものを感じ取ることができます。

 良い意味でポジティブなエネルギーを吸収できるので、精力的になれたります。

 そのため、自然の中で活動できる環境もエンパスには向いています。

 自然の中で活動できる仕事の例を挙げると、次のようになります。

【自然の中で活動できる仕事の例】

  • 自然教室(自然体験プログラムのスタッフ、林間学校の教師など)
  • 旅館スタッフ(海、山などの自然近く)
  • 林業
  • 環境保護活動(植生管理士、森林インストラクターなど)
  • 景観デザイン、景観設計
  • ガーデニング(庭師、フラワーコーディネーターなど)

 エンパスは空間からもエネルギーを吸収します。

 基本的に人間は外に出るとポジティブになれるのですが、特にエンパスは海の近くや森の中で過ごせると幸せになります。

 もしあなたがエンパスで自然が好きなら、自然に関連した仕事に就いてみるのもお勧めです。

エンパスが向いている仕事⑤共感力が必要な仕事

 最後、エンパスが向いている仕事5つ目は、「共感力が必要な仕事」です。

 エンパスは他人の影響を受けやすいので、相手の感情を読まないようにしようとします。

 ですが逆に相手を観察するようにすると、共感力が大事な仕事で活躍できます。

 むしろ相手の考えや気持ちが読めるエンパスは、相手を観察したほうがメリットは大きいです。

 共感力が必要な仕事としては、カウンセラーが代表的でしょう。

 エンパスは直感力に優れているので、相手の気持ちに深く寄り添うことができます。

 共感力が必要な例としては、次の仕事が挙げられます。

【共感力が必要な仕事の例】

  • 精神科医
  • 心理学者
  • 結婚・家族カウンセラー
  • ソーシャルワーカー
  • 養護教諭(保健室の先生)
  • メンタルトレーナー

 相手の話に共感しながら親身になって聴けるエンパスは、相手にとって癒しの存在になれるのは間違いありません。

 よくエンパスは「相手の心が読めてしまって辛い」といいますが、相手の気持ちに共感できるからこそ、自然な形で寄り添えることができます。

 逆にもともと備わっている直感力、共感能力を活かして、誰かの心の支えになる道もあります。

 これまで共感力や感受性の強さを活かした仕事を紹介しましたが、逆にエンパスがデメリットになる環境があります。

 これから紹介する仕事や環境は、基本的には避けた方が無難です。

 エンパスが向いていない仕事は次の通りです。

【エンパスが向いていない仕事】

  • ①押しの強さが必要な仕事
  • ②周りから常に音が聞こえる環境
  • ③型にはまった仕事

 エンパスの人から見ると、思わず頷きたくなる内容ではないでしょうか?

 では具体的に、エンパスが向いていない仕事について見ていきましょう。

エンパスが向いていない仕事①押しの強さが必要な仕事

 エンパスが向いていない仕事1つ目は、「押しの強さが必要な仕事」です。

 代表的なのが「営業」です。

 エンパスの人であれば、極力避けたい仕事で最初に思いつくかもしれません

 人と接する機会の多い営業は、エンパスのエネルギーをごっそり奪います。

 クレーム対応も比較的多いので、怒りの感情をダイレクトに受けるエンパスは特に精神的に耐えられないでしょう。

 また、エンパスは営業される側の感情(「しつこいなぁ」「早く抜け出したい」など)をダイレクトに受けるので、その感情を無視して強引に押すなんてできません。

 よほど仕事に価値を感じていない限り、エンパスは営業を避けたほうがベストです。

 押しの強さが必要な仕事の例を挙げると、次のようになります。

【押しの強さが必要な仕事の例】

  • 営業
  • 広報活動
  • 政治家
  • 大きなチームを率いる管理職
  • 法廷弁護士
  • 検察官

 エンパスは、1日に何百通ものメールに返信したり、ひっきりなしに電話で話すなど、ガンガン仕事するタイプの仕事は向いていません。

 ネガティブなエネルギーを吸収しすぎて、すぐにパンクしてしまいます。

 最悪の場合、

  • 不安症
  • 睡眠障害
  • うつ

 などの症状が出てしまうので気をつけたいところです。

エンパスが向いていない仕事②周りから常に音が聞こえる環境

 エンパスが向いていない仕事2つ目は、「周りから常に音が聞こえる環境」です。

 音に敏感なエンパスは、常に周りから音がする環境に耐えることができません。

 たとえば、保育園や小学校など、小さな子どもを相手にする環境がそうです。

 出勤するたびに、子供の泣き声や騒ぎ声が常に聞こえるのはエンパスにとってかなりカオスです。

 また、建設現場のような重機を使って作業する環境も、鳴り響く機械音に耐えられなくなる人も多いでしょう。

 耳栓を使って作業してもいい仕事なら対応できるかもしれませんが、多くの仕事は人とのコミュニケーションが必要なので、ほぼ避けるのは不可能といえます。

 そのため大きな音がする環境も、エンパスは避けた方がベストです。

 周りから常に音が聞こえる環境の仕事には、次のようなものがあります。

【周りから常に音が聞こえる環境の仕事の例】

  • 子供を相手にする仕事(保育士、小学校教諭など)
  • ショッピングモール内での仕事
  • 建設業
  • 解体屋
  • 工場
  • オープンスペースでする仕事

 オープンスペースとは、壁や仕切りで1人ひとり作業場所を区切るのではなく、広い空間をみんなで共有するオフィスをいいます。

 一般的にイメージする会社のオフィスと考えて構いません。

 オープンスペースは、

  • 他の人の話し声(特に愚痴は辛いと感じやすい)
  • 咳や鼻をかむ音
  • 笑い声
  • お菓子を食べる音
  • タイピングの音

 また、匂いにも敏感なら、香水やランチ後の匂いもきついかもしれません。

 そう考えると、やはりエンパスは一人になれる空間が必要だといえますね。

エンパスが向いていない仕事③型にはまった仕事

 最後、エンパスが向いていない仕事3つ目は、「型にはまった仕事」です。

 創造性が豊かなエンパスは、型にはまった仕事にあまり価値を感じることができません。

 典型的なのが工場や公務員のような仕事で、決められたルール通りや手順に従って処理をする業務はきついと感じます。

 また、昔から行われている会社の慣習も「以前からやってることだから」との理由で従うのは苦手です。

 価値や意義を見出せる仕事を好むエンパスは、基本的に融通がきかず、決められたとおりにやることが求められる仕事には向いていません。

 型にはまった仕事の例を挙げると、次のようになります。

【型にはまった仕事の例】

  • 公務員(事務処理、法律など)
  • 製造ラインで行われる単純作業
  • コンビニの店員
  • 倉庫での仕分け作業
  • データ入力
  • 検品作業

 分かりやすくいうと、エンパスは変化のない仕事に苦痛を感じるタイプと言えます。

 もともと直感力に優れていたり、新しいアイデアを思いつきやすいエンパスは、型にはまった業務は窮屈に感じるのかもしれません。

 「今日も荷物の仕分け作業をして、人生に意義を感じたなぁ」と価値を見出すのも難しいと思うので、柔軟に対応できる仕事や創造的な仕事にシフトすると吉です。

 エンパスに向いている仕事・向いていない仕事のまとめです。

  • エンバスは基本的に、ストレスが少なく、少人数か1人で働く仕事が向いている。

【エンパスが向いている仕事】

【エンパスが向いていない仕事】

 エンパスが持つ共感力の高さは諸刃の剣です。

 誰かの気持ちに寄り添って心の支えになれる場合もあれば、ネガティブな感情を吸収しすぎて押しつぶされてしまう時もあります。

 なので、上手く自分の能力のメリットを仕事で活かしながら、デメリットになる部分を避けるのが大事になっていきます。

 エンパスについては、ジュディス・オルロフ『共感力が高すぎて疲れてしまうがなくなる本がオススメです。

 エンパスに特化した初心者向けの本で、エンパスに悩む多くの人がこの本を読んでいます。

 エンパスは仕事次第で大きな能力を発揮できます。

 今回紹介した事例を参考に、あなたが楽しく仕事できる環境を見つけてもらえたら幸いです。

子供を相手にする仕事に就きたいのですが、常に子供の声とか音がする環境はやはり避けた方が良いでしょうか?

自分の価値とデメリットを天秤にかけて、価値の方が重ければその仕事を選んでもOKです。

対処法についてはエンパスのストレス対策でまとめているので、こちらを実践して頂ければカバーできます。ぜひ使ってみてください。

【記事執筆】あすか

【X(旧Twitter)】:https://twitter.com/askalabo

【Instagram】:instagram.com/aska.labo

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