【無料】あなたの特徴的な強みTOP5 “VIA診断テスト” ~診断編~

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【無料】あなたの特徴的な強みTOP5 “VIA診断テスト” ~診断編~

 今回は、世界で唯一無料でできるVIAの強み診断テストを紹介します

 このVIAの診断は、世界で最も活躍するポジティブ心理学者のひとりとして高く評価されているキャロライン・アダムス・ミラー一番有効な強み診断としているテストです。

 強みは知るだけでも9.5倍、使うと19倍も幸福度がアップすることがわかっています!

 理由は、自分の性格の長所を知り、それを活用している人ほど、

  • 目標を達成しやすい
  • 幸せになりやすい
  • 職場での人間関係が良い
  • 人生の満足度が高い
  • ストレスをコントロールしやすい

 というメリットがわかっているからです。

 まずは、VIAが分類する24の強みについて簡単に見ていきましょう。

24タイプVIAの強みと分類

 VIAの診断では24タイプの性格パターンが出てきます。

 まとめると次のような感じです。

 ~24の性格の強み~

知恵知識の限界を認識する強み
創造性  物事を工夫したり創意工夫したり新しいやり方で試す。
好奇心幅広く興味を持ち、新しい経験にも挑戦できる。
知的柔軟性いろいろな方向性から物事を考えられる。
(クリティカルシンキング)
向学心新しい技術や情報を増やす力がある。
大局観広い視点で全体像をとらえて賢く判断できる。
勇気逆境を乗り越える強み
勇敢さ挑戦することをためらわない。怖い状況も乗り越える。
忍耐力スタートしたことを最後までやり遂げる。
誠実さ噓偽りがない。自分にも他人にも忠実である。
熱意活力や情熱がある。物事に全力を尽くす。
人間性1対1で役立つ強み
愛情親密な人間関係を大切にする。
親切親密ではない人にも思いやりをもって行動する。
社会的知性空気が読める。心の知能指数(EQ)が高い。
正義集団で役立つ強み
チームワーク責任感を持ち、グループの努力に貢献できる。
公平さ感情的にならずフェアな判断をすることができる。
リーダーシップグループをまとめて前向きに成功へ導くことができる。
節制  衝動や感情を抑える強み
寛容さ人の欠点を受け入れ、やり直しの機会を与える。
慎み深さ謙虚であり、言葉ではなく成果で示そうとする。
思慮深さ大きなリスクを取らず、慎重に物事を選択する。
自律心自分をコントロールすることができる。
超越性知識の限界を認識する強み
審美眼 人の技術と優秀さを称えて、自分自身も向上しようとする。
感謝感謝の気持ちを表したり、恵まれていると感じる。
希望前向きで楽観的に物事を考えることができる。
ユーモア遊び心があり、人を楽しませる力がある。
スピリチュアリティ  人生の意味について自分なりの信念をもつ。

 これらは上図のように、大きく6つのカテゴリーに分けることができます

 すべて挙げると【知恵】【勇気】【人間性】【正義】【節制】【超越性】の6つです。

 これら6つのカテゴリーはそれぞれ別のカテゴリーと対応しています。

VIAの強み:強みのカテゴリー関係図(知恵、勇気、人間性、正義、節制、超越性)
筆者作成「強みのカテゴリー関係図」

 今後、この6つのカテゴリー(計24タイプ)についてそれぞれ解説していくのですが、すべて見る必要はありません。

 あなたの強みのトップ5を確認すればOKです。

 このトップ5があなたのアイデンティティを作るものになります。

 では、早速VIAの強み診断テストを受けてみましょう。

VIAの強み診断テストのやり方

 VIAの診断を受けると、計24個ある強みをランキングにして、下図のような感じであなたに教えてくれます。

VIAの強み診断テスト結果の一部
出典元:VIAの強み診断テスト結果の一部

 この24個の強みのうち注目するのはトップの5つです。上図でいうと、創造性、好奇心、ユーモア、向学心、審美眼の5つです。

 ちなみに、強みのパターンは計算すると約6200垓(がい)通りあります。日本人の人口を考えるともう絶対被らないですね。

 あなたの強みは他の人と被ることはほぼ100%ありません。

 VIAの強み診断テストは、10 分くらいでできる簡単なテストで、なんと無料でできます。

 この性格テストを受けて、あなたの最大の強みを見つけてみてください。

 VIAの強み診断は、次のような流れでするとできます。

サイトを開き、言語を日本語に変える
②メールアドレスを登録する(G-mailなどもOK)
③「成人向けアンケートによる」を選択し診断
④あなたの強みTOP5を見る

①サイトを開き、言語を日本語に変える

VIAの強み診断テストの受け方
筆者作成:【参考】VIAの強み診断テスト

 サイトを開くと英語で書かれているので、私たちが読めるように日本語に直します。

 上図のように、右上の三本線をタップして、LANGUAGE(言語)から日本語を選択します。

②メールアドレスを登録する

VIAの強み診断テストの受け方
筆者作成:【参考】VIAの強み診断テスト

 ファーストネームやメールアドレスを登録します。

 もちろんニックネームでもG・メールなどのフリーメールでもOKです。

 利用規約にチェックをいれて「今すぐ登録」を選択します。

③「成人向けアンケートによる」を選択し診断

VIAの強み診断テストの受け方
筆者作成:【参考】VIAの強み診断テスト

 「成人向けアンケートから始める」のボタンが出てくるのでそれをクリックします。

 するとあなたの強みを診断がスタートします!

 あまり難しく考えずに、直感でさくさく答えるといいですね。全部で96問あります。

④あなたの強みTOP5を見る

VIAの強み診断テストの受け方
筆者作成:【参考】VIAの強み診断テスト

 すべて回答が終わったらあなたの強みがランキングで表示されます。

 PDFでもダウンロードできるので、いつでも自分の強みを確認することができます。

 端末によってはPDFで保存できない場合あるので、その時はスクショして保存しましょう。

 >>VIAの強み診断テストを受ける

自分をよく知る人に聞いてみるのもアリ

 「10分で自分の強みがわかるって言っても、96問自分で答えるのは面倒くさい…」

 そう思った方にはもう1つお勧めの方法があります。

 その方法とは、「自分をよく知る人に聞いてみる」です。

 次の24タイプの特徴を見せて、「自分にはどの要素が強いと思う?」とトップ5つを教えてもらいます。

 この中で当てはまったものが多いものがあなたの強みと考えてOKです。

VIAが分類する24タイプの強み

  • 創造性:物事を工夫したり創意工夫したり新しいやり方で試す。
  • 好奇心:幅広く興味を持ち、新しい経験にも挑戦できる。
  • 知的柔軟性:いろいろな方向性から物事を考えられる。(クリティカルシンキング)
  • 向学心:新しい技術や情報を増やす力がある。
  • 大局観:広い視点で全体像をとらえて賢い判断をする。
  • 勇敢さ:挑戦することをためらわない。怖いものでも乗り越える。
  • 忍耐力:スタートしたことを最後までやり遂げることができる。
  • 誠実さ:噓偽りがない。自分にも他人にも忠実である。
  • 熱意:活力や情熱がある。物事に全力を尽くすことができる。
  • 愛情:親密な人間関係を大切にすることができる。
  • 親切心:親密ではない人にも思いやりをもって行動することができる。
  • 社会的知性:空気が読める。心の知能指数(EQ)が高い。
  • チームワーク:責任感を持ち、グループの努力に貢献できる。
  • 公平さ:感情的にならずフェアな判断をすることができる。
  • リーダーシップ:グループをまとめて前向きに成功へ導くことができる。
  • 寛容さ:人の欠点を受け入れ、やり直しの機会を与えることができる。
  • 慎み深さ:謙虚であり、言葉ではなく成果で示そうとする。
  • 思慮深さ:大きなリスクを取らず、慎重に物事を選択することができる。
  • 自律心:自分をコントロールすることができる。
  • 審美眼:人の技術と優秀さを称えて、自分自身も向上しようとする。
  • 感謝:感謝の気持ちを表したり、恵まれていると感じる。
  • 希望:前向きで楽観的に物事を考えることができる。
  • ユーモア:遊び心があり、人を楽しませる力がある。
  • スピリチュアリティ:人生の意味について自分なりの信念をもっている。

 自分のことは通常1、2割ぐらいしか把握できていませんが、他人からの評価は客観的で正確であることがわかっています。

 最低でも2人以上に聞いてみるといいですね。

 上の白枠の文章をコピペして、「トップ5を教えてほしい」と友達にLINEで送ってきいてみましょう。

 きっと意外な答えが返ってくるはずです。

VIAの強みは使いすぎに気をつける

 VIAの診断テストや親しい人に強みを聞くと、あなたの強みが高い順で分かったと思います。

 いつか出てくる困難な状況を乗り越えたり、逆に物事をもっとよくしていきたい時にTOP5の強みを中心に使うといいですね。

 たとえば、

  • あきらめようと思ったときは自分の気持ちを高めるために「熱意」を使う
  • 文章を書いたり会議で議論が行き詰ったときは「創造性」を使う
  • 新しいことに挑戦するときは「勇敢さ」などを使う

 などです。

 しかし一方で、私たちがその強みを使いすぎるとかえって逆効果になる場合もあるので注意が必要です。

 たとえば、あなたの強みTOP5に「親切心」があったとします。

 VIAの診断では「親切心」を次のように説明しています。

親切心

人に親切し、人のために良いことをする。他人を助け、面倒を見てあげる。

親切心を強みとするあなたは、他の人に対して親切で寛大で、忙し過ぎるからといって人に親切にできないということはない人です。

出典元:VIAの診断テスト結果より

 「親切心」の場合、この強みを使いすぎてしまうと、テイカーに利用されます。

 テイカーはかんたんにいうと、自分が与えるよりも常に相手から多く奪おうとする人のことをいいます。

 もしあなたの親切心を利用している人が周りにいるなら注意したほうがいいですね。

 「親切心」の強みを使いすぎると、テイカーにエネルギーを吸われ続け、最終的に自分の必要とするものを手に入れることができなくなります。

 24タイプある強みの具体的な活かし方やデメリットなどについては、次回以降にくわしく解説します。

VIAの強み診断テスト:まとめ

 VIAの強み診断テストのまとめです。

VIAの強み診断テストまとめ

 あなたはVIAの強みを診断してみて、「自分にはこんな強みがあったんだ!」と驚いたかもしれません。

 でも実はこれまで自分の強みがわからなかったのは自然なことで、もともとその強みを持っている人はなかなかその強みに気づくことはできません

 たとえば「好奇心」の強い人は、わからないことがあったら人に質問して理解を深めたり、新しい体験について積極的にチャレンジすることが普通にできたりします。

 これは周りの人からみると非常に行動力のある人に見えるのですが、本人にとってはそれがあたりまえのことなので特別すごい強みだとは思っていません

 なので自分の強みを知ることは非常に重要なことだったりします。

 自分の性格の強みを知ってそれを活用している人ほど、

  • 目標の達成やストレスコントロールができる
  • 職場での人間関係が良くなる

 などいろんなメリットがあります。

 VIAの強みについては『強みの育て方』がお勧めです。

 kindleで無料で利用できるので、VIAの強みの活かし方などついてもっと深く知りたい方は読んでみてください。

 次回は、具体的な強みの活かし方について24の性格のタイプごとに解説します。

 まずは、問題を解決する強み「知恵編」(創造性、好奇心、知的柔軟性、向学心、大局観)の活かし方を紹介します。

VIAの強みに関するよくある質問

どうして自分の強みを知っている人は人間関係がうまくいきやすいの?

その強みが見せかけではなく本物だからです。

自分の強みをはっきりと自覚してその強みに沿った行動をしていると、周りから信頼されやすくなります。

下位の5つの強みはどう対策すればいい?

下位5つの強みをもっている人と協力するのがお勧めです。

例えば「リーダーシップ」が下位5つにあったら、その強みを持っている人と協力すると補完できるので上手くいきます。

【参考文献・データ等】

【記事執筆】あすか

【X(旧Twitter)】:https://twitter.com/askalabo

【Instagram】:instagram.com/aska.labo

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