【VIA理論】24タイプの強みの活かし方①~知恵編~

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【VIA理論】24タイプの強みの活かし方①~知恵編~

問題を解決するスキル!

創造性、好奇心、知的柔軟性、向学心、大局観の活かし方を解説

 24タイプある強みの活かし方を解説します。

 今回は強みシリーズの「知恵編」からスタートします。

 診断編ではあなたの特徴的な性格について、強み診断のなかで世界的に最も有効とされるVIAのテスト(無料)を紹介しました。

 ですが、VIAの診断結果を見て

  • 「審美眼とか社会的知性が強みっていわれてもいまいちよく分からない…」

 と思った人もいたと思います。

 自分の強みがわかったとしても、それを発揮できなければ宝の持ち腐れですよね。

 ただ嬉しいことに、強みの活かし方については、メルボルン大学の心理学者タヤブ・ラッシード博士や(R)、ライアン・ニーミック博士らが詳しく解説してくれています。

 そこで今回は、具体的に24タイプある強みをどう活かせばいいのかについて、数回にわけて具体的に解説します。

 まだ診断してないという方は、以下の記事で受け方まで解説してますのでご覧ください。

 >>【無料】あなたの特徴的な強みTOP5“VIA強み診断テスト”~診断編~

【知恵】知識を使って問題を解決する

 VIAの分類で「知恵」は

  • 知識を使って問題を解決する

 とカテゴリー分けしています。

 知恵の強みが高い人は、世の中のしくみをよく理解しようとします。

 目標を達成するためには「自分がもっている知識をどう使うか」が効果的であるため、これを上手に生かすと成功しやすくなります。

 知恵に繋がる強みには、次の創造性好奇心知的柔軟性向学心大局観があります。

VIAの強み:知恵の強みの関係図(創造性、好奇心、知的柔軟性、向学心、大局観)
筆者作成「知恵の強みの関係図」

 見ていくのは、あなたが診断テストでTOP5に該当した強みだけでOKです。

〖創造性〗いろんなアイデアで解決する

VIAの強みテスト「創造性」の活かし方

物事を行うのに目新しく、生産性の高いやり方を考える力。

芸術的な成果を含むがそれに限定されない。新しいやり方を考えることは、創造性を強みとするあなたを表す重要な要素の1つとなっています。

より良い方法が見つけられる限り、あなたは従来のやり方では決して満足することがない人です。

出典元:VIAの診断テスト結果より

 「創造性」は

  • いろいろな方法を考え出して課題を解決をする力

 をいいます。

 困難な状況に対しても創造力を働かせて、解決策を考えることが得意です。

 創造性というとアーティストのイメージがあると思いますが、VIAの分類では少し違います。

 同じやり方で物事を進めたりすることはせず、色んな方法を使って試すのが創造性の高い人です。

 0から1を創るタイプだといえますね。

創造性のメリット

創造性のメリット

  • いろんな視点から物事を考えることができるため、問題の原因を見つけやすい。
  • 問題解決のためのアイデアをたくさん考え出すことができる。
  • 周りに刺激を与えて、モチベーションを上げることができる。
  • チームで協力し合える環境の中にいるとさらに創造性を発揮できる。
  • いろんなことを試して結果を出すため、自信が生まれやすい。
  • ストレス発散するために色んな方法を試すので飽きがなく、ストレスを溜めにくい。

創造性の活かし方(高め方)

創造性の活かし方(高め方)

  • 自分の周りの職場の人が持っている課題に対して解決策を提示する。
  • 「どうやったらこの商品や問題などについてみんなが興味を持つだろうか」と考える。
  • 物を捨てる前に「他に実用的な使い方はないか」考えてみる。
  • 自分の得意な仕事をもっと楽しくするための方法をいろいろ取り入れてみる。
  • 会議で上がった新しい課題に対してアイデアを出しあい、一緒に考えたり話し合ったりする。
  • 自分の周りの人が話す創造的なアイデアに耳を傾ける。
  • 自分の興味のある分野に関する資料を熟読し、まだ取り上げられてないトピックを毎週少なくとも1つ出す。
  • 少人数を相手にする。
  • 創造性の高い有名人を探し、彼らがなぜクリエイティブなのかを調べ、自分なりに取り入れることはできないか考える。
  • 1日1つ創造的な方法を考えてみる。
  • いつもしている作業について、普段とは違う方法で終わらせる方法を最低でも週2回以上考えて実践してみる。

創造性のデメリット

創造性のデメリット

  • 考える時間が必要になるため、限られた時間の中では創造性を活かすのが苦手。
  • 周りが興味を持っていることに興味が持てないため孤独になりやすい。
  • 少人数相手だと創造性は発揮しやすいが、人数が多い環境や状況にいると創造性を発揮しにくい。
  • 創造性を出しすぎると、周りから「あの人変わってるよね」と思われやすい。

〖好奇心〗新しい知識や経験を求める

VIA強みテスト「好奇心」の活かし方

今起きているあらゆる経験それ自体に興味を持ち、主題やテーマに対して興味深いと感じる。

探求心を発揮して新しいことを発見することを好む。好奇心を強みとするあなたは、何事にも好奇心を抱きます。

常に問いを持ち、あらゆる主題やテーマについて興味深く感じます。あなたは探求と発見を好む人です。

出典元:VIAの診断テスト結果より

 「好奇心」は

  • 新しい知識や経験を求めること

 をいいます。

 創造性が0から1を創るタイプであるのに対し、好奇心は既にある情報を取り入れようとする力をいいます。

 そのため、幅広い知識や情報を興味をもって収集する力が高い人だといえます。

好奇心のメリット

好奇心のメリット

  • 行動量が増えるので、上手くいく方法を見つけやすい。
  • いろんな人に触れ、一つの人間関係にとどまることがないため良い人間関係を作りやすい。
  • 人生の意義を感じやすいため、自制心が高まりやすい。
  • 新しい環境に適用しやすい。
  • いろんなことに触れるため、一生を通して続ける仕事に出会いやすい。
  • 新しいスキルを身につけやすい。
  • 成長したり、能力を身につけたりするような活動に魅力を感じるため、自己研鑽できる。
  • 向学心との相性がいいため、合わせて使うとコスパがいい。

好奇心の活かし方(高め方)

好奇心の活かし方(高め方)

  • 相手が興味を持っているものは何か聞いてみる(自分に興味を持っていると思われ、人間関係が良くなる)
  • 会話の中で「なぜ?」「どうして?」という言葉を意図的にいれる。
  • 自分が知らなかったことを1日3つ以上調べる。
  • よく知らない同僚に話しかけてみる。
  • ジャーナリズム、研究、教育など、日々新しい情報を得ることができる仕事に就く。
  • 週3回、1回30分程度、本、雑誌、雑誌、テレビ、ラジオ、インターネットなどを通じて、興味のある分野の知識を深める。
  • 興味のある分野の専門家に相談し、良い資料を紹介してもらう。
  • 自分の好きなテーマについて、わからないことをリストアップし、それを解決するためにリサーチを進める。
  • 好奇心が持てない分野でも好奇心を持つための新しい方法を3つ探す。また、そのテー マに関する会議、展示会、ミーティングに参加することを検討する。
  • 自分の興味のある分野を共有する人を見つけ、その人がその分野でどのように専門性を高めているかを学ぶ。
  • 自分の興味のあるテーマについてプレゼンテーションやセミナーをしたり、知らない友人に詳しく説明したりする。
  • 嫌いな作業でも、これまで知らなかった特徴やほかのものにはない特徴を最低3つ探し、その作業に取り組む。
  • 「今までやったことない仕事はないだろうか?」と考えて、思いついた作業に取り組んでみる。

好奇心のデメリット

創造性のデメリット

  • 行動がともなっていないと発揮しにくい。
  • 質問しすぎると相手が不快に思い距離が離れてしまう可能性がある。
  • 好奇心が強すぎて、本来やるべき作業に集中できなくなる場合がある。
  • 方向性を決めないと、延々と答えを探し求めて時間を浪費してしまいやすい。

〖知的柔軟性〗色んな角度から考える

VIA強みテスト「知的柔軟性」の活かし方

あらゆる角度から物事を考えて検討する。決して安易に結論に飛びつかない。証拠に照らして判断を変えることができる。

あらゆる証拠に対して等しく重きを置く。あらゆる角度から物事を考え抜いて検討することは、知的柔軟性を強みとするあなたを表す重要な要素の1つとなっています。

あなたは決して安易に結論に飛びつくことなく、決断する際にはきちんとした証拠にのみ基づいて判断します。あなたは自分の考えを柔軟に変えることができる人です。

出典元:VIAの診断テスト結果より

 「知的柔軟性」は

  • 物事をいろいろな角度から考えることができる力

 をいいます。

 専門用語では「クリティカルシンキング」といったりもします。

 頑固な人とは真逆に位置していて、物事を柔軟に考えることができます

 柔軟な考えができるので思い込みも少なく、問題を大きく捉えすぎたりすることもありません。

 多くの人は自分にとって都合のいい情報を集めがちです。

 ですが知的柔軟性の高い人は、偏見とか固定概念を減らして論理的に考えることができるタイプだといえますね。

知的柔軟性のメリット

知的柔軟性のメリット

  • 偏った情報に流されず、バランスよく物事を考えることができる。
  • 突然の変化にもうまく対処することができる。
  • 個々の出来事に左右されることが少なく、騙されにくい。
  • アイデアや意見、事実を分析的に評価することができる。
  • いろいろな角度から出した判断であるため説得力がある。
  • 一度出した結論でも、新たな事実が分かれば考え方を改めることができる。
  • 細かい作業の部分にも色んな視点から見ることができる。
  • 相手の結論が一時的に保留になっても賛成することができる。

知的柔軟性の活かし方(高め方)

知的柔軟性の活かし方(高め方)

  • 自分と違う人の意見をもっている人と議論し、なぜその考え方をするのか理由を見つけてみる。
  • 本や記事を読むときにツッコミを入れながら読んでみる。
  • 同じ分野の本を読むときは、違う意見の主張をしている本を2冊並行して読む。
  • ほかの人の意見に耳を傾けて、真偽などを判断するような仕事に就く。
  • ボツになったプロジェクトに対して、別の角度からとらえることで活かせる方法はないか考える。
  • 複数の案があり意見が割れている場合、それぞれの主張を吟味してみる。
  • 自分が偏見をもっていると思ったら、建設的に考察し検証してみる。
  • 自分が強く信じていることを1つ選び、あえて反対側の主張を考えてみる。それによって新しい視点を取り入れてみるように気をつける。
  • ある大きな課題について異なる見解を持っている理由を考えてみる。
  • 過去に自分がよく考えずに行動してしまったことを3つ選び、同じ間違いをしないための対策を考える。
  • 過去に失敗したことや失望したことについて、考えられる原因を特定し、パターンや改善点を時間をかけて深く考えてみる。
  • 大事なことを決めるときは、その決断の長所と短所を書きだす。
  • 新たな問題に直面したとき、それに関する最善と最悪のシナリオを想像し、そのなかから最も現実的な行動を決定する。
  • 過去に3回ほどやったもので目標を達成できなかった行動を特定し、これからできる行動はないか考えて実践してみる。
  • 常に幅広く新しい情報を取り入れ、自分の意見を最新にアップデートしておく。

知的柔軟性のデメリット

知的柔軟性のデメリット

  • 「自分が正しく相手が間違っている」と思いやすい。
  • 人間関係では短所を指摘しがちなので、長所もしっかりと伝える。
  • 批判的になりすぎて理性的に議論ができないため、アサーティブ(相手も大切にする自己表現)ができるようにする必要がある。
  • 知的柔軟性を使いすぎて必要な情報や意見を全部集めてから決断しようとすると、優柔不断になりやすい。

〖向学心〗幅広い知識を学び続ける

VIA強みテスト「向学心」の活かし方

新しいスキルや知識体系を身につけることは、独学でも正式な教育による場合でも明らかに好奇心の強みに関係しているが、好奇心の枠に留まらず、既知の知識についても体系的に理解を深める傾向がある。

向学心を強みとするあなたは、授業でも、あるいは独学でも、新しいことを学ぶのが大好きです。

あなたは学校や博物館あるいは読書など、いつでもどこでも学ぶ機会を得るのが大好きな人です。

出典元:VIAの診断テスト結果より

 「向学心」は

  • 学習への欲求や喜びが強い

 といった特徴があります。

 この力を持つ人は、学習の成果がすぐに出ない場合でも、新しいスキルを身につけたり、好奇心を満たしたりするのを楽しむのが得意です。

 向学心があれば、挫折や障害に直面したとしても、粘り強く取り組むことができます

向学心のメリット

向学心のメリット

  • 失敗を学びと捉えるため挫折に強い。
  • 新しいスキルも楽しみながら身に付けることができる。
  • 中途半端な理解では満足しないため、深く内容を理解できる。
  • 知識の基盤が深まるため、能力と自己肯定感が高まる。
  • 挑戦を成長の機会と考えるため、忍耐力が高くなる。
  • プロジェクトには熱意と忍耐力もあわせて発揮できる。

向学心の活かし方(高め方)

向学心の活かし方(高め方)

  • 学者など物事をじっくり考える知的な作業ができる仕事に就く。
  • 自分が夢中になれる学び方は何か考え、それを実践する。
  • 一緒に切磋琢磨できる仲間を探して作る。
  • 資格の取得を目指す。
  • 読書会に参加する(地元のイベントやZOOM読書会など)
  • 仕事の休憩時間に学習するとストレス解消になる。
  • いま身につけたいスキルは何か考え、それを学んでみる
  • 週に1回以上は図書館に通い、自分が興味のあるテーマについて読み、研究する。
  • 学んだ知識を実用的に活かすための方法やアイデアを1ページ書いてみる。
  • 同じ分野に関心を持つ人と議論してみる。
  • 地元の工場や研究所を訪れ、生産工程を理解する。
  • プロジェクトに取り組むための、定期的なミーティングを計画する。
  • 興味のある分野のセミナー、ワークショップなどに参加し、同じ興味を持つ人たちとコンタクトを取る。
  • 分野が全く違う人から知らない知識を学び、こちらも自分の得意な知識を教える。
  • 同僚がどんな知恵をもっているか考え、その知識から何を築いていけるか探る。
  • 自分が深く学習していることが職場のプロジェクトに繋がっていないか考える。

向学心のデメリット

向学心のデメリット

  • 知識が人よりも豊富なために相手を見下してしまいがち。
  • 全て把握できたと思った途端興味を失ってしまうため、自分はすべて理解したと決めつけない。
  • 知識を披露しすぎると周りからは自慢話に聞こえてしまうことがあるため、自慢大会にならないようにする。
  • 相手に役立つと思って知識を話しすぎるところがあるため、砕けた会話などもできるようにする。

〖大局観〗大きな視点で物事を考える

VIA強みテスト「大局観」の活かし方

人に対して賢明な助言ができる。自分にとっても、また他の人にとっても納得できるような世の中に対する見方を身につけている。

あなたは自分のことを賢いとは思っていないかもしれませんが、あなたの友人たちはあなたのことを賢い人だと思っています。あなたの友人たちはあなたの物の見方に一目置いており、あなたに助言を求めます。

あなたは他人にとっても、また自分にとっても納得のいく世界観を持っている人です。

出典元:VIAの診断テスト結果より

 「大局観」は

  • 物事を森の視点で広く捉える力

 をいいます。

 知識の高さや判断力も優れているため、他人に対してアドバイスをすることができます

 難しい課題に対処するのもうまく、自分の長所や短所、社会への貢献の必要性も客観的に理解しています。

 知的柔軟性は木の視点(細かな部分に注目する力)なのに対し、大局観は森の視点(全体像を捉える力)だといえますね。

大局観のメリット

大局観のメリット

  • 全体が見えるため、時と場所に応じた対応ができる。
  • 世の中に流れるニュースや他人のミスを自分にも活かすことができる。
  • 大きな問題に常に目を向けているため、自制心が高い。
  • 目の前のものに振り回されず長期的に得をする行動ができる。
  • 大きく物事を捉えるため、ストレスによるダメージを軽減できる。
  • 広い視点で物事を見るため、本質的な問題を指摘することができる。
  • 相手にとって最善の解決策を伝えることができる。

大局観の活かし方(高め方)

大局観の活かし方(高め方)

  • コンサルなど、全体像を見る力を使って他人に対してアドバイスをする職に就く。
  • 他人の悩みに対して視点を変えてみる。
  • 自分の仕事や業界の未来に目を向ける。
  • 自分が過去にとった重要な行動と決断を5つ書き出し、なぜその行動と決断を決めたのかを考える。
  • 好きな名言をいくつか選び、それを実践するための小さなステップに書き換える。このメモを、オフィスのデスクや電話のそばなどに残しておく。
  • 職場でもめ事や問題を抱えている同僚に話しかけ、その同僚が視点を変えて問題に対処できるよう力になる。
  • 誰かから質問をされたら、その人の話を共感的に聞き、アドバイスをしてみる。
  • いま自分が抱える問題を同じような体験をした人の本や映画にふれ、参考にしてみる。
  • 異なる視点を持つ業界の人とつながり、専門的な知識が必要なときは彼らの意見を聞き、同時に向こうが求めているときは自分なりの視点を提供する。
  • いま重大な問題を熟考、分析、考察を行い、総合的に判断するための時間をつくる。その際には、他の人の視点を求めると同時に、自分の視点で考える時間も確保する。
  • 少なくとも3ヶ月に1回は人の相談に乗ってみる。
  • 難しいトラブルが起こったら、意識して楽観主義と忍耐力もあわせて使うように意識する。
  • 相談に乗るときは、社会的知性と親切心も使って気持ちに寄り添いながら話すとうまくいきやすい。

大局観のデメリット

向学心のデメリット

  • 先を見通す力があるため、相手が威圧感やプレッシャーを感じてしまうことがある。
  • 広い視点で話すため、相手からは目の前の話から脱線しているように聞こえやすい。
  • 全体像をとらえようとして現実離れしてしまうときがある。
  • アドバイスを求められたときに長期的な視点で話すため、目の前の問題から離れてしまいがち。(「人生はまだこれからだよ」「近い将来やり直せるかもしれないね」など)

まとめ:「知恵」は世の中を理解する究極の強み

 知恵についてまとめると次のような感じになります。

【知恵編】知識を使って問題を解決する

  • 創造性:いろんなアイデアで解決する。
  • 好奇心:新しい知識や経験を求める。
  • 知的柔軟性:色んな角度から考える。
  • 向学心:幅広い知識を学び続ける。
  • 大局観:大きな視点で物事を考える。

 常に目まぐるしく移り変わっていく現代について理解するためには、学び続けていくことは不可欠です。

 学ぶことを怠ると、元々どんなに頭が良い人でも判断を誤ります。

 しかし「知恵」の強みが高い人は、物事を柔軟にとらえて考え方をアップグレードし続けることができます。

 そのため、「知恵」は時代変化に適応できる大きな強みだといえるでしょう。

 また、目の前にある仕事を改善したり、課題を発見したりすることもできるため、「知恵」は実務でも活かすことができます。

 VIAの強み診断で「知恵」の部分が高かった人は、今回紹介した知恵の活かし方を活用して、職場で役立ててもらえればと思います。

 強みの活かし方については、ライアン・ニーミック博士の『強みの育て方』がお勧めです。

 知恵の活かし方について、もっと詳細に知りたい方はぜひ読んでみてください。

 次回は「勇気編」に移りまして、勇敢さ、忍耐力、誠実さ、熱意の4つについて解説していきます。

【参考文献・データ等】

【記事執筆】あすか

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