通勤時間がもったいない。毎日の通勤時間を無駄にしない方法7選

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通勤時間がもったいない。毎日の通勤時間を無駄にしない方法7選

  • 通勤の時間って、ずっと移動するだけでもったいないなぁ…

 そう感じたことはありませんか?

 実際、総務省のデータをみると、

  • 日本人の平均通勤時間は1日1時間7分R

 と出てるので、たしかにもったいない。

 土日祝休みの人で考えても、少なくとも1年で270時間くらいは移動に使っている計算です。

 また、

 「通勤時間は1日のなかで最も楽しくない活動」(R

 であるとの結果もあるので、同時につまらない時間だともいえます。

 ですが近年、専門家キャシー・ホームズが『「人生が充実する」時間のつかい方』のなかで

  • 無駄な通勤時間を効果的に使う方法

 をまとめてくれています。

 この方法を使えば、

  • 日々のつまらない通勤時間を楽しくできる
  • 自分の成長に繋がる
  • 価値のある時間に変わる

 などのメリットがあります。

 そこで今回は、彼女の研究を中心に、通勤時間を無駄にしないための時間の使い方について紹介します。

 通勤時間を無駄にしないための時間の使い方は、次の7つです。

【通勤時間を無駄にしない使い方】

  • 使い方①オーディオブックを聴く
  • 使い方②家族や友だち、パートナーと電話で話す
  • 使い方③日記に悩みを書く
  • 使い方④メール・SNSを返信する
  • 使い方⑤外国語を学ぶ
  • 使い方⑥Kindle(キンドル)を読む
  • 使い方⑦通勤の仕方を変える

 どれか1つか2つ、あなたが選んだものを日々実践するだけで人生変わります。

 通勤時間を無駄にしない方法1つ目は「オーディオブックを聴く」です。

 オーディオブックはプロのナレーションが本の内容を読み聞かせてくれます。

 だから歩きながらでも使える最強アイテム

 使うのは耳だけ。

 聴くだけで本の内容が理解できます。

 筆者はかつて本を読みながら通勤していたときがあったのですが、車にひかれそうになって本を読むのをやむを得ずあきらめたことがありました…。

 しかしオーディオブックに出会ってからは、前を向いて歩きながら安全に本の内容を楽しむことができています。

 オーディオブックで聴くイヤホンは、ノイズキャンセリング機能がついたものがお勧めです。

 というのも、人は少しでも雑音が入ると脳に負荷がかかって記憶力や理解力が落ちてしまうからです。

 しかしノイズキャンセリングイヤホンは、周りがうるさい環境でも無音状態にできるので、どこでも静かな状態で本の内容を楽しめます。

 通勤時間をすべて毎日オーディオブックを聴けば、月に2~4冊は読むことができます。

 アマゾンのオーディブルなら最初の30日間は無料で利用できるので、その間は試してみるだけなら損はありません。

 本が好きなら、つまらなかった毎日の通勤を有意義な時間に変えられますよ。

聴きながら学べば、いつの間にかスキルアップできるね。

 通勤時間を無駄にしない方法2つ目は「家族や友だち、パートナーと電話で話す」です。

 近年人の幸せとは何かついて、ハーバード大学が84年という長い年月をかけて行った研究によると、

  • 人の幸せは良い人間関係で決まる

 と明らかになりました。

 とはいっても、自分たちは仕事が忙しくなると、なかなか親や恋人、友だちと話すのは難しくなります。

 ですが、通勤中ならそれが可能です。

 仕事のスケジュールは変動しやすいですが、通勤のスケジュールはほとんどの人が固定されているからです。

 なので毎週決まった時間に、親や恋人に電話したり、久しぶりに友だちと電話して話すと幸福度を上げれます。

 会社まで移動するだけというつまらない時間が、お互いにとって大事な時間に変わります。

 電車やバスなどの交通機関での通勤であれば話すのはできないかもしれませんが、運転中や歩行中などであれば会話は可能です。

 人生に占める割合は決して仕事だけではありません。

 日々の通勤時間を使って、あなたのプライベートの時間を充実させてみてはどうでしょうか。

 通勤時間を無駄にしない方法3つ目は「日記に悩みを書く」です。

 移動手段がバスや電車、新幹線がメインの人に向いている使い方です。

 日記を書くの?と疑問に思った方もいるかもしれませんが、実は自分の悩みを書くと、共感能力を上げる効果があると分かっています。

  • 最近は仕事で失敗ばっかりだ…。
  • 早く恋人つくりたい…。
  • まだ100万円貯金できてない…。

 など、自分たちは日々いろんな悩みを抱えているのですが、ふりかえってみると大した悩みではないと気づいたり、「そういえばあの時あんな悩みがあったな」と共感したりします。

 2、3行でもいいので、悩みを書き続けてときどき見返してみると、過去の悩みを乗り越えたという感覚や他人への共感能力を高めることができます。

 いまは特に悩みがないという人は、感謝の日記もセルフコントロール能力が高まるのでオススメです。

  • 今日先輩が自分の仕事をフォローして頂いた。
  • 友達が恋愛で合いそうな相手を紹介してくれた。
  • 知り合いから簡単な節約の仕方を教えてもらった。

 など、感謝の体験を思い出して書くということをすると、目の前の誘惑にまどわされなくなります。

 やるべきことがあるのにYouTubeやTick Tokのショート動画を見まくってしまうとか、ゲームをしてしまったりして後悔する頻度も減ります。

 衝動的に目先の利益に飛びつくのもなくなるので、感謝した出来事を書くのも効果的です。

 日記は、Googleスケジュールでもスマホのメモでもなんでもいいので、日々記録しておくといいでしょう。

 通勤時間を無駄にしない方法4つ目は「メール・SNSを返信する」です。

 人はすき間時間が空くと、つい気になってスマホでメールやSNSをチェックしてしまいます。

 人間の脳はマルチタスクになると能力や集中力が下がるので、できるだけ1日の間でチェックする頻度は減らしたいところです。

 そこでお勧めなのが、移動時間に返信することです。

 時間の使い方上手い人は、1日のメールチェック回数が3回以下とされています。

 なので行きの移動時間、帰りの移動時間に返せば、メールのチェックをたった2回で終えれます。

 実際、1日のメールチェックが3回以下の人は複数回チェックした人と比べて、

  • 仕事のパフォーマンスが高い
  • 幸福度が上がる
  • ストレスの度合いが低い

 などのメリットがあります。

 逆にいえば、移動時間以外はメールのチェックをしないと決めておく必要があります。

 もし何度もメールやLINEのやりとりをしてしまう人は、1回の送信で全ての情報を入れて送るようにしましょう。

 メールチェックがなくなると精神衛生的にも楽ですし、日中のパフォーマンスも上がるので、ぜひ取り入れてみてください。

 通勤時間を無駄にしない方法5つ目は「外国語を学ぶ」です。

 いまはスマホの通話アプリや翻訳サイトが進化してるので、特に外国語を勉強しなくても問題ない時代かもしれません。

 ですが、

  • 実際に旅行先で現地の人と母国語で話してみたい
  • 自分の好きな洋楽を歌えるようになりたい
  • 1年間留学に行きたい
  • 海外の映画やドラマを字幕なしで鑑賞したい

 など考えている人は、通勤時間を英会話アプリなどで外国語を学ぶ時間に変えると最強です。

 冒頭で述べたように、少なくとも年間270時間以上は通勤時間に使うので、目標や願望がある人は移動時間をうまく使うとベストです。

 通勤時間を無駄にしない方法6つ目は「Kindle(キンドル)を読む」です。

 こちらも、移動手段がバスや電車、新幹線がメインの人に向いている使い方になります。

 Kindleとは、電子で本が読めるアプリをいいます。

 実際に本を持って移動するのも悪くないのですが、小さな鞄やショルダーバックとかだと本は意外に場所をとります。

 また、鞄と一緒に入れた物によっては本が汚れたり、移動中に折り目や跡がついたりしてしまうので実物の本を持ち出すのはリスクがあります。

 ですが、Kindleをダウンロードすれば、上記のデメリット関係なく本を好きなだけ読めます。

 移動する時に、「今日は何の本を持っていこうか…」と悩む必要もありません。

 移動中の時間を読書に費やせば、

  • 知識の幅が広がる
  • 年収が上がる
  • スキルアップに繋がる

 などのメリットがあります。

 ただ、Kindleをスマホにダウンロードすると、途中で「YouTube見たいな…」「ゲームしたいな…」などの誘惑に負ける可能性があります。

 なので、ダウンロードはスマホではなく「Kindleディスプレイ」にするのがお勧めです。

 理由は、Kindleディスプレイ」はKindle専用の端末なので、そもそも本しか読めなくなるからです。

 そのため、ティックトックなど他のアプリを開いて見まくって時間が浪費されるのもなくなります。

 6インチのタイプであれば、あなたのズボンのポケットに入ります。

筆者撮影:ポケットに入るKindleディスプレイ

 「スマホを取り出すような感覚で本を読む」を繰り返せば、1日の読書量は大幅にアップします。

 特に、暇さえあればついスマホをチェックしてしまう方は実践するとスマホ依存をなくせます。

 ぜひ試してみてください。

 最後、通勤時間を無駄にしない方法7つ目は「通勤の仕方を変える」です。

 こちらは時々試してもらうと効果的な方法です。

 通勤の仕方を変える理由については過去に記事で紹介しましたが、大きく次の2つです。

  • 理由①脳に負荷がかかってメンタルが鍛えられる
  • 理由②確証バイアスから脱却できる

 実は通勤の仕方を変えると、普段使わない脳の領域を使うので適度に負荷がかかります。

 筋トレと一緒である程度ストレスをかければメンタルも鍛えられるので、いつもとは違うルートで通勤してみるのもアリです。

 また、確証バイアスといって、自分が信じたい情報だけを集めようとする思い込みからも抜け出せます。

 確証バイアスは客観性を失って間違ったミスをしてしまいがちなので、通勤という機会を使って解消しておくと吉です。

 「毎朝、いつも同じような光景の繰り返しでつまらないなぁ…」と感じている人は、ちょっとした気分転換にやってみてはどうでしょうか。

 通勤時間を無駄にしない方法のまとめです。

  • 日本人の平均通勤時間は1日1時間7分
  • 土日祝休みの人で考えても、少なくとも1年で270時間以上は通勤に時間を使っている
  • 通勤時間は1日のなかで最も楽しくない活動」であるとの研究もあるため、通勤時間を有効に活用する必要がある

【通勤時間を有効活用するメリット】

  • 日々のつまらない通勤時間を楽しくできる
  • 自分の成長に繋がる
  • 価値のある時間に変わる

【通勤時間を無駄にしない使い方】

 今回紹介した例を実践すれば、明日から日々のつまらない時間が充実した時間に変わります。

 1つ取り入れるだけでも人生変わるので、ぜひ試してみてください。

 時間の使い方については、冒頭でも紹介したキャシー・ホームズの『「人生が充実する」時間の使い方』が非常にお勧めです。

 今回とりあげた通勤時間の過ごし方など、自分たちが知らない時間の効果的な使い方についてまとめられています。

 もっと時間の使い方について詳しく知りたい方は、ぜひ手にとってチェックしてみてください。

【記事執筆】あすか

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